ごっちん最高だろ、認めろよ。


自分が後藤真希に抱いているわだかまりについて考える。


今までわたしは、ごっちんの話題を書くことを避けていた。
書きたくなかった。
自分で壁を作ってごっちんの情報は聞かないようにしていた。
その気持ちが、近頃、モーニング娘。のメンバーの魅力を書いていくうちに
変わってきた。
モーニング娘。を書くうえで後藤真希の存在は避けて通れない事に気づいた
のだ。
それでも、あえて自分の我でごっちんの話題にふれなかった。
その気持ちが、映画「ナマタマゴ」を観て疑念に変わった。


何故、そこまで彼女を受け入れないのか…


歌が下手なせいか   … 否。
ダンスが下手なせいか … 否。
演技が下手なせいか  … 否。
ルックスが悪いのか  … 否。


否の打ち所がない。
何も彼女を避ける理由が見つからない。
当初、あややのライバルだから避けているのだと思っていた。


あややのライバル”とは何処から生まれた発想だろうか…


ソニンのようにあやや自身が明言したわけではない。
あややの地位をを脅かすものがいるとすれば彼女しかいないと、
ヲタである自分が決めたのだ。


それは…
わたしが後藤真希の実力に一番気づいていたという事にならないだろうか。


そういえば…
オレってば、あややが世に出る以前から彼女を避けてなかったっけ!


さらに時代を遡る。
以前、モーニング娘。との付き合いはあややを通して云々と書いた事が
あった。
その通りだが、モーニング娘。の存在自体知らなかった訳ではないし、
機会があれば目にするし、一般的な情報は入って来ていた。


後藤真希の参入。
初々しい彼女を見た第一印象を思い出してみる。
そう、他のメンバーから浮いていると思った。
うまく表現出来なかったのだか、他のメンバーと何かが違って見えたのだ。
あの頃は小娘たちの事にこんなにマジになるとは思っていなかったので、
自分の気持ちを突き詰めるような事はしなかった。


異端。
もやもやにそんな理由をつけたのだ。


そうだ、それからだ…
彼女の魅力を違うものと解釈して耳を塞いだのである。
理解出来ない気持ちを自分の中から排除しようとした。



そういえば、もう一人ごっちんと同じオーラを醸し出し自分が異端と決めつ
けた女性がいる。


上原多香子
元SPEED のメンバー、歌手、女優。


ダンスが下手だと思い込んでいた。
わたしには彼女が残りの三人のダンスに一拍遅れるような気がしていた。
そんな意識からか、SPEED を観るたびに彼女の動きを追うようになっていた。
自分でも気付かないうちに彼女から目が離せなくなっていた。


SPEED 解散。


驚愕。とにかく驚いた。
彼女からダムが決壊したような勢いで溢れる魅力。
そして、自分と同じ気持ちで彼女を見つめていたヲタたちがたくさんいた事を。



ごっちんの話に戻そう。


ソロデビュー曲「愛のばかやろう」。


自分は発売当時彼女の事をどう批判しただろうか。
そう、ただ、振り付けがおかしいと思った。
歌が下手だとか、ソロでやっていくパワーがないなんて少しも感じていない。
第一、この曲はわたしのカラオケのレパートリーに入っている。
(あの音域では到底歌えないが)
結局、彼女の事を認めているということなのだ。



やっと、憑き物が落ちた気分だ。
ごっちんが輝いている時は羨望を感じ、次回あややへの激しい期待感で
いっぱいになる。
自分には残っているわだかまりは、あややのライバルという対抗心だけ。


これからは、溢れるごっちんの魅力を率先して書く事を誓う。


…・…・…・…・…・…・…・…・


ごっちん新曲「抱いてよ!PLEASE GO ON」のPVを見ました。


う〜ん、残念。


曲がアップテンポで凄くいい感じの曲なのに映画のカットが混ぜてあるため
に勢いが殺がれてしまっている。
うわさのSEXY GUY」で魅せたようなCGバリバリの演出でやってほしい。
とはいえ、映画のカットを除く部分では弾ける彼女を見る事ができた。
私的には彼女の曲の中で一番二番の名曲だと思っている。