横浜ロンド

アルバム「Click you Link me」に収録されている楽曲のなかでこの曲だけ空気が違う気がします。
まるでシングルで発売されていた曲をアルバムに加えたような。
バラード大好きだからすごくお気に入りなのですが歌詞から伝わってくる情報が少なくて情景が浮かんで来ません。
雨あがりの空。
雨の滴に濡れているため傘を仕舞うこともできず儘ならない様子。
もしかしたら彼女はかつて彼と訪れた場所を歩いているのかな。
同じようなシチュエーションから別れた彼との日々を回想している。
それぐらいしか情景を思い浮かべられないんです。
最も重要なキーワード “さよならのあとの忘れ物” に繋がらないんですね。
とても綺麗で素敵な歌詞なんですけれど「ふたり大阪」の歌詞ぐらいみっしり描かれていればもっと感情移入できたのでその辺り少し残念に思いました。