危惧。

細分化される前のファンクラブは推しの対象でないメンバーについて情報をもたらしてくれました。
その恩恵があったからこそ、ファンはハロメンについて広く知識を共有できていたのです。
ハロヲタと呼ばれる組織自体を推すファンはそういった地盤から育ったものだと思っています。
ファンクラブが細分化されて暫く経つわけですが、それは正しかったのでしょうか。
ファンクラブの細分化によりファンにもたらされる情報は限定され知識が共有できなくなっています。
ファンクラブに入会していないとハロメンの情報が得られないからです。
意識していないと気持ちは薄れます。
情報がもたらされないハロメンについて熱意はどんどん冷めていくでしょう。
ハロプロ自体を推すファンだったなら複数のファンクラブを掛け持ちしてくれるだろうという事務所の算段は甘すぎます。
やがて、ハロプロ自体を推すファンもいなくなり、ハロプロの特徴だった家族的な雰囲気も形骸化してしまうのではないのでしょうか。
そんな風に危惧しています。
細分化される前のファンクラブであれば、誰のコンサートであってもチケットの先行予約ができました。
推しの対象ではないけれど今回のツアーは参加したい。といった買い方が出来ました。
意識していなかったけれど、ハロー系のファンにとってそれは大切なことだったのですね。
せめて、チケットの先行予約だけでも以前の方法に戻して貰いたいと思います。