ハイブリッド☆パンチ

ハロープロジェクトの魅力は女の子たちの馴れ合い感にある。
順番に分け与えられた歌のパートも、メインのメンバーが惹き立つように構成されたダンスも、容姿や、性格や、声質の違う女の子たちを違和感無く魅せるために役立っている。
メンバーひとり一人の輝きを収束させた眩しさが見るものを魅了する。
それが、つんく♂プロデュースだと思う。
でも、Buono!は違う。
アイドルでありながらアーティストの匂いを纏っている。
メンバーそれぞれが独立して輝き見るものを魅了させることが可能なのだ。
モニターを見据える。
腕を組んでただ唸るばかり。
彼女たちから伝わる迫力は“威光”と言い換えることができるだろう。
カッコイイと思う。
たまらねえなあコイツらって思う。