評価。

マーティ・フリードマンさんの記事を読みました。
10周年を迎えた「モーニング娘。」。つんく♂サウンドの秘密は“合いの手”にあり - 日経トレンディネット
洋楽に馴染みがない所為で彼について全然知らなかったのですが、以前、番組でJ-POPの魅力について語るのを耳にしてから興味を感じるようになりました。
その番組で彼は、

海外では曲作りをする際にジャンルに固執してしまう傾向がある。
日本にはそういった拘りがなく様々なジャンルのオイシイ部分だけを取り込んで音楽を創造している。
それは亜流ではなく、最早一つのジャンルといえる。

といった意味の内容を語っていました。
なるほど、と。
曲作りに限らず、日本では普段一緒にされる機会のない楽器をコラボさせて(和洋折衷とか)演奏したりします。
そうやって生み出された音楽を素直に美しいと思える文化を持っているのが日本人なのです。
今回の記事で彼はつんく♂節の魅力について語ってくれました。
彼にとって音楽は純粋に“音”なのですね。
楽器から奏でられる音色も、歌声も、あえて入れられている雑音も、それ全てを“音”として捉えて評価しています。
対して、自分の場合は視覚的な部分(メンバーの歌割りや、配置や、衣装や、ダンスや)という音楽に全く関係ない部分にとらわれて肝心な部分が見えていません。
そういった雑念の含まれた評価をずっとしてきた事に気づかされました。
視覚的な部分や、歌い手の気持ち(メンバーへの思い遣り)みたいな観点も大切だと思うんですけれどね、それをつんく♂節の評価に混同してはいかんわなぁ…と反省。
だけど、音楽的な観点だけでつんく♂節を感じたなら思いっきりDD(誰でも大好き)になってしまいそうですね。w
マーティさんは亜弥さんの大ファンだそうです。
だったら、次の新曲は彼に依頼したらいいのに。
大人らしい曲が続いているので、ここら辺りで思いっきりヘヴィでノリノリな曲をキボンしちゃいます。w