学校。

「あなたにとってハロプロとは何ですか?」
以前、亜弥さんはこの質問に「学校です。」と答えてます。
ハロプロ鎖国状態だった頃(つんく♂さんがハロプロのメンバー全員の曲を担当していた頃)であったならこの回答は彼女がそう思っているだけのことだったかもしれません。
されど、ハロプロ昨今の動向に照らし合わせてみれば彼女の表現が的を得ていたことが判ります。
ハロプロのメンバーが成長していく過程を順を追って考えてみます。
まず、資質のある女の子たちの才能を伸ばします。
そして、ある程度成熟した段階でお披露目をします、ハロプロデビューです。
女の子たちそれぞれの魅力(個性)が明確になってきた段階で今後の方針(核となるユニットを組ませるとか、舞台で活躍させるとか)が決定されます。
最初、先輩たちと行動を供にさせるのは彼女たちに度胸をつけさせるためです。
それは同時に業界へ(一般にも)彼女たちの魅力をアピールすることに繋がります。
以前のハロプロであればこの状態から発展することはありませんでした。
変革のきっかけとなったのが小春ちゃんです。
アニメに登場する人物の台詞や歌声を歳相応な女の子が演じるリアリティが大衆ウケしたのですね。
彼女がアニメの主役に抜擢されたことによりハロプロに(企画ものではない)アニメという選択肢が加わりました。
でも、変革が生まれた本当の理由はつんく♂さんがアニメに介入しなかったためですね、番組側が用意した楽曲を小春ちゃんが歌ったことによりきらりちゃんがより一層魅力的に輝いたのです。
これによりアイドル歌手(申し分のない歌唱力を身につけた少女)にアニメ業界が商品価値を見出し始めました。
鎖国が解かれハロプロを構成するメンバーが他の業界から請われ活躍するようになった現在、何処に出しても恥かしくないスキルを身につけさせるという観点において“ハロプロは学校”という亜弥さんの表現は現実味を帯びてきました。
将来、女の子たちがアイドルでいられなくなった時に人生の選択枝を少しでも多く残してあげられる学校作り、ハロプロがそうなっていけることを願っています。