草むしり。

庭の手入れをしました。
雑草を一掃したいのですが可愛らしい花が付いていたりすると抜くのが忍びなくなります。
花が付いていたことにより、それは草ではなく、花と認識されてしまったのですね。
だから、抜けなくなってしまった。
その花が抜かれるのを免れた理由は他に比べて目立ったからです。
これって、アイドルゴトにも当てはまるんじゃないのかな。
亜弥さんに向かっておどけてみたり、細工をこしらえて光らせてみたりするのは、自分は草ではなく花なのだと彼女に訴えかけていることになりますもの。
でも、目立てばいいってもんでもないですよね。
ゴキブリみたいに見たくもないのにさりげなく視界に入ってくるモノだってあるから。
亜弥さんにとって花と映るのか、ゴキブリに映るのか、アピールする側もそのそれくらい思考できる冷静さはもっとかないと。
話を戻します。
咲かせることの出来る草も、出来ない草も、雑草であることに変わりないのに贔屓してしまう自分に不条理を感じます。
でも、咲かせられる能力を才能とするのならそれは贔屓にあたらないのかも。
諺にもありますものね、芸は身を助けるって。