演出者。

こないだ衛星波でやっていたベリーズのライブを観て桃ちゃんが高校生になった事に気づきました。(驚いて座っていた腰が少し浮いたりしたよ。w)
ってことは、以前、ライブでランドセルを背負っていた長身小学生は当然中学生になってたりするんだよねえ。(さらに。w)
年齢について意識なさ過ぎと言われればその通りだけど、そう感じられるのはハロプロの風潮なのじゃないのかな。
つんく♂さんはオーデションで唖然としてしまうような田舎娘を合格させたりするのだけれど、お披露目では不思議なことにその印象が薄れている事に気づかされます。
おそらく、お披露目までの間にエンターテイナーとして教育がされるためじゃないのかな、年端のいかない子供であってもそれは変わらないですね。
観客の前に立つ彼女たちは自分を演じているのだから、そこには時間の経過が存在しないとします。
彼女たちが放つ輝きに照らされながら歳月だけが無意識のうちに過ぎていくのです。
年齢についての観念がなくなるので彼女たちが現在いくつ(何年生)なのかあやふやになってきます。(まるで浦島太郎のやうだよね。)
でも、それはそれでいいんじゃないのかな。
彼女たちはエンターテイナーなのだし、エンターテイナーだから自分は彼女たちの一喜一憂に感動できる。
話が変わるけど、秋元さんのプロデュースが好きになれない理由って、もしかしたら”普通”を売り物にしているからかもしれない。
学校の制服を衣装にするのが好きになれない、彼女たちの素を表現する衣装は伝家の宝刀として使うべきだと思うし、この風潮はおニャン子からAKBに至っても変わっていない気がします。
秋元さんのところで頑張っている女の子たちは勿論エンターテイナーなのだろうけれど素を纏うことによってそれがぼやけてしまいます。
ぽんちゃんや、愛理ちゃんの写真集がやたら人気だったのは制服を伝家の宝刀として使っているからに違いないと思うから。
話を戻します、アイドルとしての責任が云々と取り沙汰されるのは世間が彼女たちのことをエンターテイナーとして認めているからじゃないのかな。
日々、自分を演じて過ごす彼女たちは間違いなくプロなのです。