私のすごい方法

当時は将来を夢見る女の子の歌として聴いていたのですが、この曲、久しぶりに聴いてみると感慨深いです。

私じゃないと 出来ない方法
この手で 掴んでやる

今にしてみれば、この部分にすごく意味があります。
亜弥さんが辿ってきた道のりは、彼女のためのオーダーメイドだったわけで。
亜弥さんでないと出来ない方法でしたから。

私じゃないと わからぬ事
頭に 叩き込んだ

つんく♂さんに導かれるまま我武者羅に突っ走った何年間は当にこの状況でした。
彼についていく事、それだけで精一杯だったと思われます。

でもいつかきっと 私なりの
すごい方法見つける

自分の想いが幾らかでも通るようになったのは、亜弥さんが今までの経験をもとに最善を考えられるようになった事を意味します。
主旨を伝えたら後は任せても構わないという信頼を得たのでしょうね。
それは、未だ不完全であっても「私のすごい方法」なのでしょう。

でもいつかきっと たどり着きたい
私の人生だもん

今にして思えば、この歌詞は先見だったのだなあと思います。
亜弥さんの可能性は未だ未知数です。
「私のすごい方法」を見つけた彼女が次に向うのは「可能性の道」なのだと思います。