アヤ・エイジア

逢沢綾(あいざわあや)
世界的なカリスマ歌手。
天才的な歌唱力は本人が孤独を意識する事で発揮される。
聴くものの孤独感を揺さぶる事により至高の感動を与える事が出来る。
他人に好意を持ってはならない、好意を持てば孤独ではなくなる。
孤独でなくなる事が怖い。
自分が自分でなくなる事が怖い。
だから、殺した。
自分が歌い続けるために。

逢沢綾は週刊少年ジャンプに連載中の「魔人探偵脳噛ネウロ」の登場人物です。
彼女はプロデューサーとマネージャーを殺害した罪で服役しています。
彼女は歌い続けます。
塀の中でレコーディングして新曲を発売します。
刑務所という環境が生む完全な孤独が彼女の歌を完璧なのものに昇華させました。
馬鹿なことなのですが、彼女の何処かが亜弥さんに似てる気がしました。
それが歌に対する姿勢なのか、孤独感なのか判りません。
そう思ったら無性に切なくなってきました。
これを読んでいる時、「ハピネス」を聴いていました。
今まで亜弥さんが歌った楽曲と全く違った雰囲気を醸し出すこの曲が松浦亜弥と逢沢綾を微妙にダブらせたのかもしれません。