ピアノアレンジ

ウタワラで亜弥さんと天才ピアノ少年とのコラボを観ました。
亜弥さんが持ち歌をアコースティックにアレンジして歌うのは久しぶりです。
「砂NAMI」は元々演奏にピアノが入っているので雰囲気はさほど違わなかったです。
ただ、亜弥さんの雰囲気が変わりました。
前奏の部分で胸に手を置いて気持ちを込める。
鳴り出した旋律の余韻を壊さないように自分の歌声をのせる。
今までアコースティックアレンジで歌った時の彼女はこういった雰囲気がありました。
今回は少年の旋律に自然に合わせていました。
もしかしたら、引っ張っていたのは亜弥さんではなく少年だったのかもしれません。
お互いが目配せしながら歌う様子に一体感がありました。
少年の演奏がとても軽快に聴こえたのは何故でしょうかね。
少年の大人びた言葉遣いから察するに彼の感性は大人の域にあると思えます。
この曲の歌詞から背景を読み取って敢えてそういう弾き方をしたのかもしれません。
素晴らしい演奏でした、素敵な歌声でした。
周囲の音が気にならないくらい惹き込まれてしまいました。