原点

亜弥さんへの想いについて原点に立ち戻って書いてみます。


自分が亜弥さんに惹かれ始めた理由、それは彼女が笑わないひとだったからです。
そういう表現は語弊があるかなあ。
デビューしたての頃から自分にはそう見えていたが正しいです。


彼女は人当たりのいい女の子でした、可笑しかったら爆笑もしていました。
だけど、普段の彼女はずっと遠くを眺めているような表情だった気がします。
もしくは、じっと近くを見つめているような表情だった気がします。


そうだ、まるで能面のよう…。(ちょっと喩えが極端ですが)
この面は、見方によって、角度によって、光の当り加減によって、全く違った感情を魅せます。
自分は彼女にそれをずっと感じていました。


静かでした、心の静かなひとだと思いました。
だから、彼女に癒されたのです。


これを感じているのは自分だけじゃないと思います。
だって、亜弥さんが歳相応に見てもらえないのはそのせいだと思えるから。


「まず自分の領域(テリトリー)を形成し、その中で無敵のパフォーマンスを魅せる。」
日記を書き始めた頃、亜弥さんの魅力についてこんな表現をしていた事を思い出しました。
書き方は違っても感じ方は以前から何も変わっていないのだなって気づきました。


亜弥さんという存在は不変であり、自分がそれを素直に感じられなくなっていた。
それだけの事だったのですね。


どれだけかかるか判りません。
もう一度、亜弥さんを素直に感じられるようにやり直してみたい。
そうする事に決めました。