美勇伝説

MOGA

参加してきました。
今回もオールドさんのご好意に甘えてしまいました、心から感謝です。


自分なりに感想を書いてみます。
興味のない方はスルー願います。


ステージに装飾された被り笠が日本を意識させていました。
古風な感じっていうのかな、物静かで精神的な逞しさを持った日本女性が思い浮かびます。
それが美勇伝の伝えたい心ですものね。


まず、残念な点について。


集団で歌うカラオケ、やはりしっくりこないです。
歌は届きました、心にたくさん響きました。
でも、人物像がぼやけてしまう。
よく知っている歌で、それぞれのパート毎にメンバーの持ち味があって、自分の耳がそれを覚えてしまっています。
自分はその部分のギャップを上手に埋められないからです。


次に、美勇伝が歌うソロ組のデビュー曲について。


百聞は一見に如かずです。
実際に耳にしてみるとわだかまりは感じなかったです。
逆に頑張れって応援していたくらいです。


ソロ組のデビュー曲を歌う事の重大さ、彼女たちはそれを理解していたと思います。
あの場面で放たれていた気迫は集団で歌っている時とまるで違って感じられました。


ソロをカラオケする時はね、素人も本職も関係ないです。
オリジナルの印象にどこまで近づく事が出来るかが勝負どころです。


唯さんの「愛のバカやろう」は正直きつかったです。
彼女は”今はまだ”甘い声なので、真希さんの迫力に追いつけなかった。
ただ、これから彼女の声はどんどん変化していくと思うのです。
歌い続けるうちに声質が太くなっていく気がします。
そうなった時、彼女はとんでもない迫力を発揮できるようになると思っています。


絵梨香さんの「会えない長い日曜日」は凄まじかった。
彼女ってば歌が上手なだけじゃない。
多分、自分の感じたイメージを殆ど忠実に再現できる才能を持っているんじゃないのかな。
彼女がね、ミキティに見えたんです。
ずっと幻のミキティに声援を送っていました。


梨華さんの「100回のKISS」は苦笑しながら聴いてました。
声質が違いすぎますもん、仕方ないです。
もしかしたら、唯さんが歌ったほうがしっくり出来たかも。
前奏まで彼女はステージに座って雰囲気を作ってました。
歌いだすところまでは忠実に亜弥さんをコピー出来ていたんですけれどね。


ソロ組のデビュー曲が終わると美勇伝による「先輩 〜LOVE AGAIN〜」に移ります。
三人がソロ組を歌った衣装のまま歌いました。
オールドさんに此処が一番出来ていない部分だと事前に前フリ頂いてました。
でも印象が違いました、着替えていないので絵梨香さんが依然ミキティに見えていたからです。
当然ミキティのパートは彼女が担当します。
彼女ひとりのパワーがステージにごまっとうを降臨させていました。


次に、ふっと浮かんだ印象について。


黄色のパンツでダンスする梨華さん。
腰の動きが相変わらず扇情的だったのですが誰かに似ているんです。
思い起こせば、「うる星やつら」のエンディングで踊るラムちゃんでした。
ああ、ラムちゃんだったんだ…少し（いやかなり）萌えました。


最後に徒然として。


・おじさんの客が多かったのと、ヲタ色が濃くなかった。
彼女たちの雰囲気がそうさせたのかな、よきかな。


・こら、隣の席の坊主、サイリュウムは前に振りなさい。
どれだけ気を配っても肘に当るじゃないか。
おまえのお母さんを見てみな、ああやるんだ。
それにしても、この母ちゃん子供そっちのけで盛り上がっちゃってますが…。（汗


・出演してない「あいぼん」と書かれたＴシャツを着たお兄さんを発見した。
確信犯だね。（笑


・名古屋が「美勇伝説」の千秋楽ということで観客も盛り上がってました。
幕が下りた後も美勇伝のメンバーのコールと手拍子が終わらなかった。
もちろん自分も最後までおつき合いしました。


・買わないハズだったＤＶＤパンフを購入しました。
かなり満足出来ました。