集団の中での役割

亜弥さんがANNで、キャプテン公演で客席から”セニョリータ!*1”と声をかけられても反応してあげられなくてゴメン。というような話をしていました。
公演中、自分はキャプテンと呼ばれているのだからキャッチコピーに反応するのはよくないという配慮があるからなのだそうです。


ソロではとても元気な亜弥さんが集団に組み入れられた時に影が薄く感じてしまう理由はやはりこれですね。
集団の中での自分の役割を考えてしまうから突出しきれないのでしょう。


ファンとしては残念ですがそういった配慮は大切だと思います。
ボケ役とツッコミ役があって漫才が成り立つようにアイドルユニットにもメンバーそれぞれの役回りがあると思っていますから。
それを観るものに極力感じさせないように組み立てるのがプロデューサーの手腕なのでしょう。
後浦なつみはその辺りが上手に出来たからあんなに盛り上がる事が出来たのだと気づきました。


キャプテン公演ハロプロライブの将来の展望を示しているのかもしれません。
リーダー的な役割りを与えられたひとりが他のメンバーを率いてライブを盛り上げていく、それはアイドル自身が企画の段階から入り込まなければ実現できないものでしょうし、アイドルの範疇を越えるものだと思えるから。
アイドル自身が企画する、それはアーティストとなる事。
実現したなら個性的なライブばかりになるでしょうね、楽しみです。

*1:ANNで決められた亜弥さんのキャッチコピー「ホットでクールな新世代セニョリータ!」のこと。