第2幕


松浦亜弥の凄さを目の当たりにした気がする。


他のアイドルであれば大げさに取り沙汰される内容が彼女であればただの報告事項となってしまうようだ。
まるで箝口令がしかれたかのように以後誰も騒がない。
彼女について悪い印象をもつものが誰もいないという不思議さがここにも表れているのだろう。
みんなが彼女の恋を暖かく見守る方向に動いているのだ。


自分は彼女の事を今までのように愛せるか不安だった。
だが、それは杞憂に終わりそうだ。
午後の紅茶」の新CMの写真を目にした時、沸き起こった感情は以前と何ら変わらなかった、萌えられたのだ。


大丈夫、まだ頑張れる。
そう思える事が嬉しかった。