「3rdステーション」所感 -ステーション-


遠くへ旅立ったハズの恋人がいる筈のない駅にいて、しかも見知らぬ女性と親しげにしている。
自分とつき合っている時はベタベタさせてくれなかったのに、彼女にはそれを許している。
どうして、何故、信じられない。


遠くへ旅立ったのは彼女と別れるための口実だったのか、何かの理由で舞い戻ってきたのかそれを察することは出来ません。
でも、自分にはさせてくれなかったベタベタを他の女性に許していることについてはわかる気がします。


基本的に彼はベタベタが嫌いなひとだと思います。
でも、ふれあいが嫌いなわけじゃない。
つまり、彼は女の子のアプローチのやり方に自分が違和感を感じなければベタベタを容認するタイプだと思えます。


具体的に例えます。


犬を飼っているとします。
飼い主が外出から帰宅すると犬は大喜びで飼い主とのスキンシップを求めます。
積極的に飼い主から愛情をもらおうとします。


猫を飼っているとします。
猫の性格にもよりますが、猫の場合は積極的なスキンシップを求めません。
でも、表立って示さないだけで飼い主の愛情は欲しいのです。
猫を飼った経験のある方であれば思い当たると思うのですが、飼い主がテレビに夢中になっている時にふと気づくと猫が膝の上で気持ちよさ気にしている事があります。
そうやって猫は飼い主から愛情をもらいます。


つまり、女の子のベタベタが猫のようにさりげないのであれば容認なのです。


それってお互いの相性なのでしょうね、女の子も意識してベタベタしているわけじゃないでしょうから。
だから、女の子の側からすれば自分にはさせてくれなかったベタベタを何故他の子には許すのかと不思議に思えるのです。
でも、女の子でもそういったケースってあると思うんですけれどね。


えー、何故そう言えるのかと申しますと自分がそういう性格だからであります。w