きらら



ミキティはね、雪の風景のなかで映える女の子だと思う。
雪が彼女をとてもやさしく魅せてくれるのさ。


「ボーイフレンド」を歌った時のミキティを思い出したよ。


白い耳あてをして、うつむいた表情で、
悴む手に息を吹きかけて、
ふいに顔を持ち上げてこちらを見た、
切なげな眼差しを思い出したよ。


雪の白、雪雲の灰色、
舞い散る粉雪、
みんなミキティを輝かせているんだね。