エロス


以前、アイドルの膝を広げる振り付けは苦手だと書いた事がありました。
それは自分的に雰囲気がそぐわないと思えたからです。


穢れはアイドル(人形)に似合わないという気持ちがそうさせるのかなあと思っていました。
でも、そうじゃない気がしてきました。


エロスというからには扇情的でなければならないと思います。
ただ膝を広げたり、腰を前後に振るだけでは扇情的にならないです。


私的に「肉体は正直なエロス」よりも、「THE マンパワー!!!」のほうが扇情的に感じます。
まあ、チャーミーさんの腰の動きがなければそう感じなかったでしょう。


チャーミーさんが思いっきり扇情的に感じるのは理由があります。


速度。
腰を動かす速度はある程度ゆるやかでないと扇情的に魅せる効果は半減してしまうと思います。
擬音的に言えば、”カクカク”ではなく、”クネクネ”のほうがより扇情的です。


軌跡。
腰を動かす時に直線的に前後に動かすひとが殆どのようです。
チャーミーさんの場合は腰の動く軌跡が振り子のように滑らかなのです。


「肉体は正直なエロス」の腰を振る場面は速度が速すぎるために腰の軌跡が直線的になってしまい扇情的に魅せるのに失敗しています。
あの速度は、チャーミーさんにやらせても対応できないでしょう。


私的にエロスの表現の中途半端さが気に入らないのですね、多分。


露出を多くしろとかじゃないですよ、
例えたようにチャーミーさんの腰の動きは露出関係なしにものごっつい扇情的なのですから。