笑顔
大衆を前にして文章を読む気持ちってどんなだろう。
PJ神戸での亜弥さんは、明らかに主催者側のひとでした。
地元出身ってだけにしては番組の構成や雰囲気が違いすぎました。
胸をはって、真っ直ぐ前を見て、微笑を絶やさない。
栄えある授賞式で司会するひとって丁度あんな感じです。
オトナとかじゃないと思う。
どれだけ年輪を重ねたってあんなに堂々と出来るもんじゃない。
亜弥さんの事をスゴイって思っている反面、やっぱり違和感を感じてしまう。
それは、自分が想い描く松浦亜弥とのギャップのせい?
永遠の片想い あなたをずっと好きです。
亜弥さんがアイドル・サイボーグと噂されていた頃、自分はちっともそう思わなかった。
だって、彼女は本当に楽しそうに笑っていたから。
オトナに近づくほど、笑顔は無機質になってしまうものなのですか。
自分は感傷的になっていると思います。
彼女にとってそれが正しいとわかっていながら、それでも寂しいのです。