ハロプロ上位ユニット

ハロプロ上位ユニットというのは美勇伝のことなのだと思っていた。
絵梨香さんはそのために選ばれたひとなのだし間違いないのだろう。


ただ、自分としてはしっくりこなかった。
ハロプロ上位の基準がわからないので定義づけできないし、それを仮にオトナ風とするのなら美勇伝のメンバーは当てはまらない気がする。
そんなものなのかと思いつつ無理やり納得していた。


昨日、ごまっとうについて書いた。
ごまっとうというユニットを改めて観直してみたいと思ったからだ。
自分をそういった気分にさせた発端は後浦なつみだった。
ごまっとうを期待外れと評価していた自分が何気に後浦なつみに絶賛できたか。
ソロ3人のユニットでメンバーも殆ど変わらない、それなのに何処が違うのか。
それを突き詰めたかった。


昨日の書き込みを読み直して気になった箇所がある。

映像を観始めて最初に感じたのはみんなまだ幼いということだった。
衣装のわりに表情が少女なのだ。
オトナに憧れる多感な時期の女の子という設定であるのならこれでいいのかもしれない。


幼い…一昨年は幼かった、今年はそうじゃないということだ。
つまり年齢だ、どんなにオトナぶってみせても少女には表現出来ないものがある。
小学生にオトナ顔負けの化粧をさせた時、綺麗でなく奇妙に感じてしまうのは表面と内面のギャップがありすぎるためだと思う。


真希さん、亜弥さんが纏っている雰囲気は昨年から今年にかけて変化してきている。
それは彼女たちが歌う曲風が去年から今年にかけて変化したことにも符合する。
一昨年のミキティに代わり今年はなっちさんがメンバーとなった。
いくら可愛く映っても彼女は二十歳を越え纏っている雰囲気はオトナ以外のなにものでもない。


されど、オトナであれば感動できるのかといえばそうではないと思う。
後浦なつみはそれぞれのメンバーが天賦の才能を持っている。
年齢相応の色気とそれを生かせる本物の実力、これが相乗効果となって感動を呼んだのだと結論づけた。


ごまっとうの映像を観ている。
試しに彼女たちを現在の彼女たちに想定して観てみた。
かなり違う。
伝わってくるものがベツモノに感じられる、やはりそうなのだ。


前記を踏まえてハロプロ上位ユニットを考えてみたいと思う。
おそらく、ハロプロ上位ユニットとは特定のグループを指すものではない。
年齢相応の色気(それはオトナだけでなくキッズであっても)とそれを生かせる実力者によるグループのことをハロプロ上位ユニットと称するのであろう。


ごまっとうが復活するのであれば、彼女たちは間違いなくハロプロ上位ユニットとなりえると思える。
自分的に現在ハロプロ上位ユニットに位置づけてもいいと思えるのは後浦なつみのみである。