ありきたりの愛

真希さんの「ALL MY LOVE〜22世紀〜」を聴いて思ったことを少し書きます。
今回は妄想じゃなくって本当の感想ね。


真希さんの楽曲って、歌詞に表現されている恋愛が現在どういう状態かによって登場する女の子の性格が大別されると思う。


カレ、カノの間柄になりきっていない状態の時は、「秘密」の歌詞に登場する女の子のように、気のないそぶりをしたり、強がってみせたりって女の子。
でも、恋愛真っ只中って状態の時は、それがすごく可愛い女性になる。
涙の星」に登場する女の子がそうだったし、今回の楽曲の女の子もそう。


真希さんが表現するのは、好きになった男性の少し後ろを追いていく出しゃばらない女の子。
一度好きになると一途で、彼につくしたいって思っちゃう女の子。
彼にしかられた時でも、しかってくれることに幸せを感じてしまう女の子。


彼と一緒に街を歩くのが楽しくて、
彼の食べる姿を思い描きながらお弁当を作る時間が楽しくて、
彼のために何かしてあげたいっていつも考えていて、
特別なことなんか何も欲しがらない、彼とのありふれた時間を大切にしたい女の子。


そんな女の子の歌だから、「ALL MY LOVE〜22世紀〜」はどのフレーズからも幸せが感じられる。
心が暖かくなって、胸が少しキュンとなる楽曲だと思いました。