源さん、死す

新撰組」で源さんこと、井上源三郎の壮絶な死に涙したおじさんです。


けれど、銃弾に倒れる源さんを観ながら、自分は周平のことばかり考えていました。
これで彼は死ねなくなった、二人分生きなければならなくなった、ってね。


霊となって近藤のもとに現れた源さん。
生ききったという気持ちと、皆と最後までともに戦えなかったという無念さこもった複雑な表情に胸を打たれました。


将軍自ら陣頭に立ってくれるものだと思い込んでいる近藤に、”ひとを信じすぎます。”と寂しげに微笑む源さん。
霊って肝心なことをぼやかして話します。
将軍は家来を捨てて逃げようとしてますなんて率直に教えてくれません。
あちらの世界ではその行為はご法度なのかなあ。


ひとり、またひとりと逝ってしまいます。
まるで、アニメ「無敵超人ザンボット3」をみているやうだ…。(余談)