変身

シツレンジャーのPVを観させて頂きました。
今回の組み合わせって、ごまっとうの時に比べると意外といいと思います。


楽曲云々って事じゃなくって、なつみさんは今回が初めてですが、真希さん、亜弥さんは2度目という事で気持ちに余裕が感じられるんですね。


ごまっとうが失敗だったのは、真希さん、亜弥さん、美貴さんが牽制しあって各々が個性を出し切れず全体的にぼやけてしまったところだと思っています。


後浦なつみは、それぞれのパートを自分の個性で歌うようにされている。
なつみさんは愛らしさを、真希さんは迫力を、亜弥さんは深みを表現している。


今回、自分を抑えていると感じられるのは真希さんでしょうか。
彼女が自分の個性をフルに出したとしたなら他のふたりがついてこれないでしょうから仕方ないですね。


わたしは特撮ものが好きなので、こういった映像は見入ってしまうのですが、1曲という時間は短すぎます。


変身する前の女の子があって、変身の過程があって、必殺技を放つシーンがある。
でも、背景が見えてこないんですよね、戦隊ものに不可欠な敵が出てこないからです。


ドラマ仕立てにすればいいと思う。


  3人の女の子前に敵が現れる。
  (この時点では彼女たちはまだ普通の女の子です。)


  自分の意志に関係なく闘いに巻き込まれていく3人、
  敵は彼女たちの大切なものを奪っていきます。
  (恋愛戦隊なんで彼氏の心でしょうかねえ)


  このことで、相手を悪、自分たちを善だとする勧善懲悪の図式が出来上がる。


  そこに彼女たちと同じ想いをもつ第三者が現れる。
  彼女たちに超人となるための変身能力を授ける。
  (自分たちがナニガシの末裔で変身能力は潜在的にあったという設定でも可。)


  彼女たちは各々が持つ必殺技で敵を殲滅していく。


  最終的に敵の首領をやっつける。
  世の中に平和が戻り、3人は普通の女の子に戻っていく。


設定はこんな感じかなあ。
ここまでやればこの映像は生きてくると思われます。
シツレンジャーのDVDに一緒に入れてくれい)


この楽曲をスタジオで歌っている彼女たちをまだ観ていないですから、
実際どんな感じになるのかわかりませんが、その辺りはおいおいわかる事ですね。


映像がフルで流れたって事はこのユニットはやっぱり限定品なのでしょう。
楽曲が発売されて、その次の楽曲が発売されるまでの期間が長くなってもいいので続けてほしいものですね。