すべては終わり続け、はじまり続ける

iosさん(あややライブ)の書き込み「すべては終わり続け、はじまり続ける」(9/22記事)を読んで思ふ。


アイドルの誰々が好きだとか、そのひとのライブに行く予定があるとか、不思議ですが、胸を張って公言出来ない。
どこか恥ずかしい気がします。(決して恥かしい事じゃないんですけれど)


だから、自然と自分だけの秘密っていうか、
アイドルを独占しているような気分になってくる。
それは、みんなに内緒の彼女が出来た時の感覚に似てますかね。


だからアイドルのライブって、そういうひと達の集まりになるんです。
本来ならばね。


亜弥さんは、アイドルではないものに変わろうとしている。
変わり始めたって表現のほうが正しいのかなあ。


あややが好きだって公言しても、
あや紺に一緒に行かないかって興味のないひとを誘っても、誰も特異な扱いをしなくなった。
子供にあや紺をせがまれても、遊園地に行くかのように気軽に連れて行ってあげられる。


亜弥さんについての世間の認識がそう変わり始めたから。
松浦亜弥という個性が一般にひろく浸透した結果だと思うんです。


彼女がそう評価されるようになった理由は、
歌のみならず、演技でもひとを感動させられる実力を持っていると認められたからと推測できます。
(誰もが好評してしまう素晴らしい性格があったからこそって気もしますが)


今まで自分の事だけを見ていてくれると思っていた女の子が、自分以外の男性に対して見せたことのない表情で話している。
楽しそうにはしゃいでいる。
思い込みかもしれないけれど、自分はそう感じてしまった。


それに気づいてしまった寂しさ。
彼女が遠くなってしまったような喪失感。
それが、iosさんの感じたものだったのではないのでしょうか。


彼の”壊れた”って表現がすごく切なくて勝手に考察してしまいました。
申し訳なかったです。


でも、たくさんの一般の方がライブに訪れてくれるっていう状況は、亜弥さんにとって素晴らしい事だと思います。
わたしは、アイドルで終わらず、歳を経ても輝き続ける彼女をずっと追っていきたいと思っています。