守護霊よ来たれ!

ハリーポッターとアズカバンの囚人」を観てきました。
監督さんが交代したので雰囲気もかなり違ってました。


最初のうち面食らっちゃったかなあ。
でも、次第にそんな事も感じなくなっていました。


今回の作品は前2作のように悪役が決まっていてポッターがやっつけるという感じじゃなかったです。
両親の死に関わるひとたちの葛藤があって、ポッターは息子の立場としてそれに関わっていく。


主役が脇役的に描かれるこういった流れって嫌いじゃないですよ。
何がいいかって、物語の結末に向かうに従って脇役たちがすごくカッコよく映るんです。

主役が主役的に演じる物語は結末(落とし)がいるのです、前2作のようにね。
脇役が主役的に演じる物語は結末(落とし)が必ずしも必要ではありません。
主役の周囲で事件が起こり、当事者たちは主役に絡んでそれぞれの役割を果たしていく。
みんなは物語の最後でそれぞれの世界へと旅立っていくのです。
ちょっと切なくなりますけれどね。


初めてオールナイトに行ったのですがチケット代安かったっすね。
今度から映画を観たくなったらオールナイトにします。