2004-08-19 罠 MOGA お茶でも買おうかと自販機にコインを入れて、 ボタンを押そうと指を動かした瞬間、 視界の端に亜弥さんの笑顔が入ってきた。 虚を突かれたとはこの事で、 お茶を選ぼうとしていた指が亜弥さんの笑顔の方向へ 無意識に進路を変えていた。 ”あぶねえ…。” もう少しで、お茶はお茶でも「午後の紅茶」を買うところだったよ。