爆音娘。シンドローム
モーニング娘。「ファーストタイム」「セカンド・モーニング」あたりを無性に欲するようになって
しまい、通勤途中に貪っています。
”30代のほとんどの人はこのイベントでマジオタに…”
この状態が”マジヲタ”なのでしょうか。
わたしの場合、松浦亜弥つながりでモーニング娘。という経緯があります。
だから、娘。に入れ込むようになったのも、そのあたりからです。
そうであれば、当然、往年の娘。よりも、現役の娘。に思い入れがあるはずなんです。
それが、件のイベントに行ってから少し様子が変わってきました。
メンバーの推しが変わったとかそんなんじゃないですね。
当時の楽曲や、歌声や、そんなものが妙になつかしくなってしまいました。
まぁ、おじさま街道まっ只中の身ですし、
しかも、元気な女の子は大好きなわけですし、
あややが世に出てくるまでのモーニング娘。に無関心だったわけでは当然なかったですし。
あの頃のアルバムを聞いていると何故か安心できます。
癒されるという表現が、かなりしっくりきます。
中澤ねーさんの歌声は心に響きますね。
昔がえり。
爆音娘。に参戦して自分が持っていた娘。の比重が塗り替えられた気分です。
現役の若きメンバーにないものを彼女たちは持っていた。
往年のメンバーが神格化されるのはそのためでしょうか。
往年のメンバーと現在のメンバーは何処が違うのでしょう。
いわずもがなですが、あの当時のモーニング娘。と現在のモーニング娘。は曲風も歌唱力も全く違って
います。
今のモーニング娘。をアーティストというのなら、あの当時の娘。はアイドルでした。
やること全てが初めてでつんく♂さんに言われるまま一生懸命こなす事だけを考えていました。
指導する側のつんく♂さんも同じだったと思います。
ブレイクし始めた彼女たちをどう輝かせるか試行錯誤を繰り返していたと思います。
モーニング娘。とファンとの距離も今に比べてずっと近かった。
ファンにとって、彼女たちはまるで身近な友達のようだった。
本気で彼女たちのことを想うファンは、彼女たちにしてあげられる事がないかいつも考えていた。
そういえば…
あの頃のモーニング娘。の生き方に現在一番近いのは、ソニンなのかもしれない。
”歌を歌いたい”
ただ、それだけを望んだ。
夢を実現するために過酷な試練に立ち向かった。
全てあの頃のモーニング娘。と同じ。
あの頃のモーニング娘。には、つんく♂さんがいた。
ソニンには、和田さんがいた。
あ、そういえば、和田さんは当時モーニング娘。のマネージャーだったわけで、奇しくも同じ方に
支えられていた事になりますね。
そう考えると妙に納得できました。
以前、「やるからには、勝たなきゃ!」であややとソニンの推しの方向性について述べた事がありました。
アイドルとファンの距離感をマジヲタの基準とするのであれば、チャーリィさんの仰った通り、
わたしは娘。のマジヲタになってしまったのでしょう。