モーニング娘。の素晴らしさ


それにつけても@モーニング娘。」麦生(むぎょう)さんのサイトである。
そこの昨日(9/23)の書き込みで興味深い試みがされていたので紹介したい。


モーニング娘。さくら組おとめ組の歌うC/W曲「でっかい世界に愛がある」を繋ぎ合わせ
聞き比べの感想を募ったのだ。
すごい思いつきだ思った。
それで彼のサイトに書き込むだけでは飽き足らずここにも書いてしまった。


   さくら組  …  ちっちゃなちっちゃな赤ん坊だって…
   おとめ組  …  ちっちゃなちっちゃな赤ん坊だって…
   全員    …  ちっちゃなちっちゃな赤ん坊だって…


という順番で曲が繋れ聞き比べが出来るようになっている。
さくら、おとめのメンバー割りについてあまり深く追求しなかったが、
こんなアプローチがあるとは思いつかなかった。


さくら組
   すごくしっとりした感じで耳に響く。
   声質に棘がないので聴きやすく癒される気がする。


おとめ組
   詩の内容がしっかり耳に届く。
   躍動的、パンチ、迫力という感じで伝わってくる。


聞き比べるとこんなに違うとは思わなかった。


さくら組
   安倍なつみ
   矢口真里
   吉澤ひとみ
   加護亜依
   高橋愛
   紺野あさ美
   新垣里沙
   亀井絵里


おとめ組
   飯田圭織
   石川梨華
   辻希美
   小川麻琴
   藤本美貴
   田中れいな
   道重さゆみ


なるほど。
そういう観点からみるとメン割りの理由が見えてくると思う。
ファーストシングルの曲調が物語っていた。声質でメン割がされていたのだ。
しっとりとした声質のさくら組、それに対して躍動的な声質のおとめ組という具合だ。
曲の出来、歌い手のレベルはさくら、おとめ共に同等と考えて良いと思う。
さくらのCD初回売上がおとめをしのいだ訳は聴き心地だったのだろう。


しかし、一番よかったのは、さくら、おとめの後の全員バージョンだった。
均衡(バランス)がとれている。
しっとりとした感じもいいし、迫力もほしい。
どちらも不可欠な要素なのだ。
こういう聴き方をするとモーニング娘。の素晴らしさがわかってくる。


思うに、日ごろはさくら、おとめで活動するが、モーニング娘。はそのまま残す。
そういう選択はなかったのだろうか。
全員バージョンの良さに気付かされたからだ。
今更ながらつくづく残念に思った。