秋桜‐コスモス‐(Mao Version)


宮地真緒の「秋桜‐コスモス‐」のPVを観させて頂いた。


宮地真緒
わたしはこの娘と縁があるらしい。
前回、2003-07-26 「傑男(をとこ)」をかし。で藤井隆さんの魅力について
書いたのだが、その時も彼女が登場している。


   賢いむすめだ。
   音感がとてつもなくいい。
   実家が和楽器屋を営んでいるそうである。


彼女について、そんな書き込みをした。
その彼女が今回歌手としてデビューする。
彼女のデビュー曲として選択されたのが「秋桜‐コスモス‐」名曲である。
さだまさしが生み出し、山口百恵の楽曲にもなっている。


早速、感想を書きたい。


PVとしてはバラードという事もあり、地味である。
淡々と彼女の魅力を映し出している。


懸命に歌っている。しかし、声が伸びない。
下手だと言っている訳ではない。
彼女の曲に込めた想いは十分こちらに伝わってくる。
そもそもこの「秋桜‐コスモス‐」という楽曲自体かなり難しいのだ。
山口百恵が自分の楽曲として選ぶほどの曲なのだ。


今回初めて彼女の歌声を聞いたわけだが、わたし的に彼女の声質は
山口百恵に似ているような気がした。


不快ではない。むしろ新鮮。
初々しいのである。
新人にとって、こう感じてもらえるという事はかなり重要だと思う。
モーニング娘。でいえば、紺野あさみ、道重さゆみ辺りがこれに当たると
思っている。


ムササビさん曰く、「スローバラードはごまかしがきかない。」
まさに、その通りである。
そして彼女は、苦しげではあったが「秋桜‐コスモス‐」この難しい楽曲を
選び歌い上げている。


彼女の歌を聴いて総括的に感じた事は、”荒削り”。
経験値が足りないのである。
松浦亜弥を初めて聴いた時もこの感覚だった。
あややのように波に乗ることができれば、宮地真緒がハジケル可能性は
十分考えられると思った。


宮地真緒にとって最大の武器は彼女が女優である事。
与えられた楽曲の背景を感じ取り、歌われている主人公に近づけば近づくほど
彼女の真価が発揮されるのだ。


わたしにとって縁のある娘である。
これからも見守っていこうと思う。


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彼女のオフィシャルサイトを訪れてみた。


な、なんと!
この「秋桜‐コスモス‐」の C/W は、「夢先案内人」。
わたしの思い込みではなく、彼女は完璧に山口百恵を意識してデビューして
くるのである。


ふ、ふふ。
こいつぁ、面白い。


宮地真緒
この娘は今後何かをやらかすのではないかという気がしてきた。
彼女の戦いを見届けようと思う気持ちが俄然湧いてきた。
期待しよう。


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MAO MIYAJI Official Homepage様

  彼女の事がわかり易いように、初回盤ジャケットの画像を無断で
  お借りしました。申し訳ありませんでした。


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