新曲PVを考える(続)


昨日、あややの新曲PVをストーリー仕立てにして云々と書いたが
あやや自身がその役を演じたらどうか、という事について考える。


だいぶ熱がさめて、もうPV出来上がっているんだろうなぁ…とか、
下手すると、もう「新曲PV観たでぇ」なんてひとがいるんじゃないか、とか
思い始めているが、自分の妄想にピリオドを打つべく描ききる。


駐車場。
押し黙ったふたり。
 男優さん(相変わらず適役浮かばず…とほほ。)
 あやや


最重要点:   あややは、オトナの女性を演じきれるか。


感性で役を演じる彼女であるが、今までの役どころは歳相応。
今回は実年齢より5歳は上を演じてもらいたい。
つんく♂さんはアーティスト松浦亜弥に新しい世界を望むとともに、
女優松浦亜弥にも試練を科そうとしているのだ。


モーニング娘。のメンバーにやらせたらどうか。
 なっち  … 結構いいかも。
 カオリン … 絵が違ってしまいそうな…。


最大の壁はルックスだと思う。あややは美しい系ではない。
カワイイ系のあややにオトナを醸し出せるだろうか。
正直なっちには驚いた。
少女だと思っていた彼女にオトナを印象付けられた。
あややに5歳のギャップを埋めるほどの才覚があるかどうかだ。


最着目点:   表情の移り変わり。


彼女の最も得意な技ではある。
ただ、完膚なきまでに打ちのめされた女性の感性を表現出来るだろうか。
彼女は若い。経験が追いついてこない。
感情の状態を思い浮かべられないのである。
どこまで自分の気持ちを追い込んでいけるかが役の出来を左右する。


装飾:   映像自体の背景。


最後の夜。
単純に思い浮かべれば、真っ暗な公団の駐車場で自動車の車内灯だけの
色合いとなるだろう。
それに手を加えられないだろうか。
ありきたりの闇を別の色で表現することで印象が全然引き立ってくるハズだと
思う。


例えのない漠然な言い方しかできないのが申し訳ない。
また才覚がないところを露呈してしまった訳だが、映像を創るうえで不可欠な
事柄だと思う。


…・…・…・…・…・…・…・

つんく♂さんの期待通り女優あややがそれを演じきったとする。
天性の感覚が彼女のなかにオトナの女性を顕現させたとする。
凄い!
彼女の天性に底が見えない。
ゾクゾクしてくる。


はたして、つんく♂さんがそこまでの大冒険を考えるだろうか。
いや、やってもらいたい。
そして、あややに演じきってもらいたい。
身勝手ながら自分の感性はいつも新しい松浦亜弥を渇望しているのだ。