今回のあやや、もしかしたら


あやや新曲「THE LAST NIGHT」を試聴した。
(UP職人さんありがとう)


第一印象: く、暗い…何だこの曲は。


ごっちんの新曲「抱いてよ!PLEASE GO ON」 が最高の出来だったので、
あややの新曲には更なる期待をしていた。
それが、ファーストアルバムの「初めて唇を重ねた夜」の上をいくバラード、
激バラードだったのだ。


わたしは、はっきり言ってバラードが好きだ。
前にも書いたが、ソニンのアルバム「華」を毎日聴いている。
だから、今回の新曲はわたし好みだが…
何故、あややにシングルで激バラードを歌わせる必要があるのか。


繰り返し聴いてみる。
この感じ誰かの曲に似ているな…


…。


浜田省吾
そう、彼のSand Castleというアルバムの「片想い」の曲調だ。
切ない、たまらなく切ない。
聴いているだけで感極まって泣いてしまいそうになるような名曲である。


あやや浜田省吾の曲調を歌う。
待てよ…


あのあややが失恋を歌う。
いや、そんな生易しいもんじゃない。
立ち直れないくらい、完敗してしまう女性の心を歌うのだ。
今までのあややの曲にそんな曲はなかった。
オトナの女性の心情を歌う曲はなかった。


つんく♂さん、やらかしてくれたか!
おそらく、彼はこの曲を売るために選んだのではないと思う。
彼流の冒険、あややをレベルアップさせるための布石にするつもりなの
だろう。
さくら、おとめが不評のなか、こんな所で切り札を出してきた。


何故、つんく♂さんは思い至ったのだろう。
まさか、ソニンの「合コン後のファミレスにて」を意識してなんて事は
あったりして。


私的にこの曲は売れないと思う。


苦しい、胸が締め付けられる…
どうしてこんなに切なくなるのか。
どうして彼女はオトナの女性を歌い上げられるのか…


…。


もしかしたら、この曲売れるんじゃないのか。
あややの醸し出すオトナが世間を魅了するかもしれない。
「片想い」のようなヒットを生み出すかもしれない。
それを期待したい。